送夫
送夫
名詞
標準
文例 · 用例
夕方の青い靄がかかった谷間なぞを、郵便の逓送夫が腰にはピストルをさげ、てとてとてとと喇叭を吹き鳴らしながら、走って行くのはなかなかいいものでございます。
— 久米正雄 『熊』 青空文庫
妻の体は運送夫に抱えられ、ベッドの上におろされる。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
それと入れ違いに、空の担架を抱えた担送夫が階段を上って来る。
— 外村繁 『落日の光景』 青空文庫
その後から、先刻の担送夫が、男の患者を乗せた運送車を押して来る。
— 外村繁 『落日の光景』 青空文庫
二人の担送夫は運送車から担架を持ち上げると、いかにも慎重な足配りで、階段を下りて行く。
— 外村繁 『落日の光景』 青空文庫
突きあたりの明るい光線の中で、二人の担送夫は担架を持ち上げ、階段を下りて行くところであった。
— 外村繁 『落日の光景』 青空文庫
三十分、廊下の向うから、先刻の二人の担送夫が歩いて来るのが、私の目に入る。
— 外村繁 『落日の光景』 青空文庫