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白帆

しらほ
名詞
1
標準
white sail
文例 · 用例
江心白帆の一つ二つ。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
美しい女の爪のような白帆が海上を走っていました。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
そこに、白鳥の抜羽一|枚、白帆の船ありとせよ。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
黒潮に洗われるこの浦の波の色は濃く紺青を染め出して、夕日にかがやく白帆と共に、強い生々とした眺めである。
寺田寅彦 青空文庫
実際この浜には乾いた枯蘆しかなく、水は遠浅の内海ですが、しかし沖のかたに潮満ち寄せる日中の白帆の群が介殻を立て並べたように鋭く閃めき、潮先の泡に向って飜り落ちてはまた煽ぎ上る鴎の光って入乱れる影が、ふと眼に入ると、どういうものか私は堪らなくなりました。
岡本かの子 扉の彼方へ 青空文庫
翼の色の、鴎や飛ぶと見えたのは、波に静かな白帆の片影。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
ぴたりとついて留まったが、飜然と此方へ向をかえると、渚に据った丘の根と、海なるその岩との間、離座敷の二三間、中に泉水を湛えた状に、路一条、東雲のあけて行く、蒼空の透くごとく、薄絹の雲左右に分れて、巌の面に靡く中を、船はただ動くともなく、白帆をのせた海が近づき、やがて横ざまに軽くまた渚に止った。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
白帆は早や渚を彼方に、上からは平であったが、胸より高く踞まる、海の中なる巌かげを、明石の浦の朝霧に島がくれ行く風情にして。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
作例 · 標準
遠い水平線に、一艘の白帆が見えた。
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強い風を受けて、白帆が大きく膨らんだ。
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白帆を上げて、船は大海原へと出発した。
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