水飲み
みずのみ
名詞
標準
(act of) drinking water
文例 · 用例
枕上の小卓の上に大型の扁平なピストルが斜めに横たわり、そのわきの水飲みコップの、底にも器壁にも、白い粉薬らしいものがべとべとに着いているのが目についた。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
馬は群がる蠅と虻との中に優々と水飲み、奴は木蔭の床几に大の字なりに僵れて、むしゃむしゃと菓子を吃らえり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
その物音で看守人たちはそこに唖の泥棒がおしこめられてゐたことに、はじめて気がつきでもしたやうに、あわてゝバケツへ少しばかりの飲水を入れ、錫の水飲みをそへて持つていきました。
— 鈴木三重吉 『勇士ウ※ルター(実話)』 青空文庫
当夜は普段通り馬の教練と水飲みを終えて、九時には厩舎を閉めている。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
さきには汗出でて咽喉渇くに、爺にもとめて山の井の水飲みたりし、その冷かさおもい出でつ。
— 泉鏡花 『清心庵』 青空文庫
十六日、朝いと早く暗き内に出で、沼宮内もつつと抜けて、一里ばかりにて足をいため、一寸余りの長さの「まめ」三個できければ、歩みにくきことこの上なけれど、休みもせず、ついに渋民の九丁ほど手前にて水飲み飯したため、涙ぐみて渋民に入りぬ。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
・旅は道づれの不景気話が尽きない・けふもあたゝかい長崎の水飲みすぎたのか、話しすぎたのか、何やら彼やらか、三時がうつても寝られない、あはれむべきかな、白髪のセンチメンタリスト!
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
すると夕方になって、野郎が台所へ水飲みに来たから、皆変だとは思ったが、その時鮪包丁が一本見えなくなった事は誰も気がつかなかったんだ。
— 公娼存廃論者への参考資料としての実例 『ある遊郭での出来事』 青空文庫
作例 · 標準
登山道の途中に、冷たくて美味しい湧き水の水飲み場があった。
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「ハァ、ハァ……。ちょっと休憩して、水飲みをしてから行こう」
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熱中症対策として、こまめな水飲みを心がけるように学校で指導された。
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標準
(water) drinking container
作例 · 標準
鳥かごの中に、清潔な水を入れた小さな水飲みを設置した。
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「この水飲み、底にヒビが入って漏れてるみたい。新しいのを買わなきゃ」
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赤ちゃんが自分で持てるように、両側に取っ手のついた水飲みを用意した。
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標準
peasant
作例 · 標準
昔のこの村は水飲みばかりで、不作の年が続くたびに飢饉に苦しんだという。
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「俺たち水飲みに、お上への不満を言う権利なんてありゃしねえ」
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先祖代々受け継いできたわずかな土地を守るため、水飲みたちは必死に働いた。
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