露悪
ろあく
名詞
標準
making a show of one's faults
文例 · 用例
堯はなにか露悪的な気持にじりじり迫られるのを感じながら、嫌悪に堪えたその犬の身体つきを終わるまで見ていた。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
はっとして吉田がその女の顔を見ると、それはその病舎の患者の付添いに雇われている付添婦の一人で、勿論そんな付添婦の顔触れにも毎日のように変化はあったが、その女はその頃露悪的な冗談を言っては食堂へ集まって来る他の付添婦たちを牛耳っていた中婆さんなのだった。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
いや、露悪家を装い、デカダンスをふりまわしても、結局は内気だったのだ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
冴子が露悪家に見えたこと。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
」 冴子は急にペロリと舌を出して露悪的な口を利いた。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
」 露悪家じみてみたり、不良めいたり、子供っぽく見えたり、信吉にはもう冴子が判らなかった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
が、露悪家を装うことによって、信吉はキッカケを与えようとしていた。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
」「あたし、露悪家ぶったり、不良少女みたいに男の子に取り巻かれて、銀座をのし歩いたりしたこともあるわ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
作例 · 標準
彼は「また徹夜でゲームしてしまった」と語るが、それは反省というより自慢半分の露悪に聞こえた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼女の、自分の失敗をあけすけに話すという露悪的な態度は、自己肯定感の低さの裏返しなのかもしれない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は自分の欠点を露悪的に語ることで、相手の警戒心を解き、逆に親近感を持たせようとする癖がある。
幻辭AI · gemini-2.5-pro