心寂しい
こころさびしい
形容詞
標準
lonely
文例 · 用例
毎晩|極ったように見舞ってくれた道子が、一昨日の夜の……あの時から、ふッつり来ないし、一寝入りして覚めた今は、昼間、菅子に逢ったのも、世を隔てたようで心寂しい。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
ト何んとなく、心寂しい。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
その癖心寂しいほど寂――」 花にはあらず七重八重、染めかさねても、もみじ衣の、膚に冷き、韓紅。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
それがうるさくもあったが、おそらく若い娘の心寂しいので、ただ何がなしに人のあとを追って来るのであろうと思って、初めは格別に気にも止めなかったが、あまりしつこく付きまとって来るので、文字春もしまいには忌な心持になった。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
そのためか、わしはなんとのう心寂しい!
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
それは誰もがひとりぼつちの心寂しい折に、われ知らず唇を窄めて吹く口笛のやうな、弱い、かすかな、所在なささうな音だつた。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
渠等のないのは、渠に取つて、何だか心寂しい樣だ。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
それに老婦人の中には早く良人に別れたり、また良人があっても愛情が亡くなっていたりして心寂しい生活を送っている人がある。
— 与謝野晶子 『姑と嫁について』 青空文庫
作例 · 標準
一人暮らしを始めてから、ふと静かな夜に心寂しさを感じることがある。
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「大丈夫?なんだか心寂しそうな顔をしてるけど。」と友人が心配してくれた。
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都会の賑わいの中でさえ、ふとした瞬間に心寂しさを覚えることがあった。
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