削り
けずり
名詞-接尾辞名詞-接頭辞名詞頻度ランク #13792 · 青空 49 例
標準
shaving
文例 · 用例
さういふ軽蔑のされ方ならその叔母のみならず毎度のことで、そんなことで腹が立つのでもなかつたが、何がなし癪に障つて、トラックの上にゐて顔に当る朝風は自分の一切合切をみる/\削り減らしてしまふやうに感じられる。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
ただ巨大な堆石が、現在見当らないのは、何分にも、氷河が小さく、谷の削り方も浅くて、「剥ぎ取り」が、深く利かないためであろう。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
頭の上は大空で、否、大空の中に、粗削りの石の塊が挟まれていて、その塊を土台として、蒲鉾形の蓆小舎が出来ている。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
これを錬え直して造った新しい鋭利なメスで、数千年来人間の脳の中にへばり付いていたいわゆる常識的な時空の観念を悉皆削り取った。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
箪笥から着物を出して、荒削りの槙柱に縄で括りつけたロココ式の半姿見へ小初は向った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
山の端削りて道路開かれ、源叔父が家の前には今の車道でき、朝夕二度に汽船の笛鳴りつ、昔は網だに干さぬ荒磯はたちまち今の様と変わりぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
木綿糸の結び玉や、毛髪や動物の毛らしいものや、ボール紙のかけらや、鉛筆の削り屑、マッチ箱の破片、こんなものは容易に認められるが、中にはどうしても来歴の分らない不思議な物件の断片があった。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
その削り立った峰の頂にはみな一つ宛小石が載っかっていた。
— 梶井基次郎 『筧の話』 青空文庫
作例 · 標準
鉛筆の削りが机の上に散らばっている。
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木材の削りかすが、あたり一面に積もっていた。
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この機械を使えば、均一な厚さの氷の削りができる。
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標準
shavings
作例 · 標準
カンナで木材を削り、美しい削り肌を作り出した。
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大工さんは、木材を削りながら丁寧に形を整えていた。
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昔の職人は、たった一枚の削りで芸術的な作品を生み出した。
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