カナリア
かなりあ
名詞
標準
文例 · 用例
僕の記憶ではこの小犬とほぼ前後して細君らしい婦人がこの家に現われて、門口で張り物をしたり、格子戸の内のカナリアにえさをやったり、※子窓の下の草花に水をやったりしていた。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
犬の大きくなるにつれてこの細君がだんだんに肥満して二、三年前にはどうしても病気としか思われない異常の肥り方を見せていたが、そのころからふっつりその姿が見えなくなって、そのかわりに薄汚い七十近いばあさんが門口でカナリアや草花の世話をしていた。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
アストラの販売を担当した早水潔が炭坑のカナリアのようにいち早くパーソナルコンピューターの脅威を痛感し、それでいてなおオフィスコンピューターの方向付けをになう小澤昇が新しい波に対処する余裕を実感できる絶妙のタイミングを図って、情報処理事業グループの一六ビットBPC開発計画は動き出していた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
カナリアの籠が窓に下がっていたから、目的は鳥を捕まえることだったのだろう。
— THE CROOKED MAN 『曲れる者』 青空文庫
とうとう、カナリアまでも目をさまして、みんなといっしょにおしゃべりをはじめました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『すずの兵隊さん』 青空文庫
もっとも、カナリアは、歌をうたっているのでしたけれど。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『すずの兵隊さん』 青空文庫
魔法使いは、ちょうど、人間が小さなカナリアにおさとうをなめさせてやるようなぐあいに、自分の口から、ヒキガエルにえさをやっているところでした。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
あたしたちを、お庭にある、カナリアのお墓のそばにうめてくださいって。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『イーダちゃんのお花』 青空文庫
ウィキペディア
カナリア (カナリヤとも表記)は、アトリ科に分類される小鳥、及びそれを原種として品種改良された愛玩鳥フィンチの一種。種小名のcanariaはカナリア諸島に由来するが、語源はラテン語の canis 「犬」である。
出典: カナリア — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0