論理的思考
ろんりてきしこう
名詞
標準
文例 · 用例
修辞学を単に言葉の問題としてでなく思考の問題として見て――思考の仕方と言表の仕方との間における内面的な一致なしに真の修辞学は存しないであろう――、これと純粋に論理的な思考とを概念上区別するとき、論理的思考が対象的に限定された思考であるに反して、修辞学的思考は主体的に限定された思考である。
— 三木清 『解釈学と修辞学』 青空文庫
されば、人間の脳髄の如きも、生存に必要な程度以上には余り進んで居ないものと見做すのが当然であらうが、脳髄が絶対に完全でないとすれば、其の働きの一部なる論理的思考力も無論絶対に完全なものではあり得ない理窟である。
— 丘浅次郎 『固形の論理』 青空文庫
だが、しかしこの事によってただちにわが日本民族にはかような抽象的論理的思考が先天的に欠如していると速断してはいけない。
— 石原純 『日本文化と科学的思想』 青空文庫
この地上に、論理的思考力の明確と複雑とで、日本人に優る国民はいない。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫