妓女
ぎじょ
名詞
標準
文例 · 用例
殊に婦女の罪案については厳酷をきわめ、そのうちでも妓女に対しては一糸を着けざる赤裸にして、その身体じゅうを容赦なく打ち据えるばかりか、顔の美しい者ほどその刑罰を重くして、その髪の毛をくりくり坊主に剃り落すこともあり、甚だしきは小刀をもって鼻の孔をえぐったりすることもあった。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
美人の美を失わしむれば、自然に妓女などというものは亡びてしまうことになる。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
同じのり物ながら妓女と同名の馬ありし例も知らぬ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
その従僕茶屋の台所にいると、有名な妓女が来て二階へ上らんとして笄を落した。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
瓶沙王諸妓女と山に入りて遊び倦んで樹下に眠る。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
妓女四散遊戯して側にあらず、樹下の穴より毒蛇出て王を螫さんとすると、樹上より鼠下り来りて鳴くごとに蛇が穴に退き入った。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
この夜更けに不思議な事と思って、窃かに近づいてみると、件の女性は、遠い処の妓楼から脱け出して来た妓女らしく、春装を取り乱したまま土盛りの上にヒレ伏して『あなたは何故に妾を振り棄てて死んだのですか』と掻き口説く様子を見ると、いか様、相思の男の死を怨む風情である。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
白じらとした月明りに罩もって、それはさながら冥府の妓女の座興のよう――藤吉勘次は思わず顔を見合せた。
— お茶漬音頭 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
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妓女(ぎじょ)は、中国における遊女もしくは芸妓のこと。娼妓、娼女という呼称もある。歌や舞、数々の技芸で人々を喜ばせ、時には宴席の接待を取り持つこともあった。娼婦を指すこともある。
出典: 妓女 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0