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吹きさらし

ふきさらし
名詞-の形容詞名詞
1
標準
wind-swept
文例 · 用例
日暮れに近く、上野に電車を待つプラツトホームを、寒い冬の風が吹きさらしてゐた。
萩原朔太郎 田端に居た頃 青空文庫
これほどだいじな神経や血管であるから天然の設計に成る動物体内ではこれらの器官が実に巧妙な仕掛けで注意深く保護されているのであるが、一国の神経であり血管である送電線は野天に吹きさらしで風や雪がちょっとばかりつよく触れればすぐに切断するのである。
寺田寅彦 天災と国防 青空文庫
なるほど吹きさらしでは冬がしのがれまい。
寺田寅彦 写生紀行 青空文庫
冬、どした恐ろしない雪の日でも、くるめんば被らねで、千成の林檎こよりも赤え頬ぺたこ吹きさらし、どこさでも行けたのだずおん。
井伏鱒二へ。津軽の言葉で。 雀こ 青空文庫
貧しい町を吹きさらして来た棒のような風が豆腐を慄わせる。
岡本かの子 豆腐買い 青空文庫
こんな吹きさらしの市場では何ですから。
THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 蒼炎石 青空文庫
で一軒の家が野天に風の吹きさらしになってるのは、非常にみにくいとなってる。
伊藤左千夫 落穂 青空文庫
三 或る晩――それは何処を何う歩いた帰りがけだつたか、三四年前の寒い晩に、嘉村君とわたしは、吹きさらしの品川駅のプラツトホームに、肩をすぼめてしよんぼりと立つてゐたことがある。
牧野信一 痩身記 青空文庫
作例 · 標準
頂上付近の吹きさらしの場所は、風が非常に強く、植物も育ちにくい。
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冬の吹きさらしの港は、いつも凍えるように寒かった。
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彼の家は丘の上にあり、吹きさらしの立地なので風の音がひどい。
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