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奉加帳

ほうがちょう
名詞
1
標準
(shrine or temple) donation register
文例 · 用例
駿介は奉加帳を作つてそれらの人々の名を記した。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
」と、奉加帳を開いて見せた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
」と云つて奉加帳を擴げた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
でその費用は一般の寄進からとあつて、大きな奉加帳が順繰りに富豪連の手に廻される事になつた。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
」と富豪は使者の前へ大きな奉加帳を押戻した。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
何うともしてくれってんだ」 庄吉は、南玉の方へ、肩を聳やかして「おいらあ、これで、男の一分が立ったから、おさらばってことにして――一つ、仲間の奴へ、奉加帳を廻してさ、二三十集まったら、何か、こう小商売でもやらかそうかと思うんだが。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
鈴木はそのクシャクシャになった手紙を読みづらそうに眺めていたが、「ああ、赤木の兄弟も奉加帳になってしまったのか」と悲しそうにつぶやいたが、「お前は松田というのか」とその男に訊ねた。
宮嶋資夫 恨なき殺人 青空文庫
それは武州高尾山の半ぺん坊主が、やけに大きな奉加帳を腰にブラ下げて、この寺に乗込んで来たことで、「こういうわけで、今度お許しが出ましたから、またまた山を崩し、木を伐って、車を仕掛けることになりました。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
村の祭りの資金を集めるため、役員たちが各家を回って奉加帳に名前を書いてもらった。
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古い蔵の中から、江戸時代に寺の再建のために使われたと思われる奉加帳が見つかった。
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同僚の退職祝いを贈るべく、社内を奉加帳がこっそりと回覧されている。
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