道の師
みちのし
名詞
標準
Michinoshi (fifth highest of the eight hereditary titles)
文例 · 用例
曾祖父は剣道の師範のような事をやっていて、そのころはかなり家運が隆盛であったらしい。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
安知は思ひあまつて、自分の茶道の師範役である小堀遠州に相談を持ちかけました。
— 薄田泣菫 『利休と遠州』 青空文庫
四本ばかりでいゝんだが……」 仕合と道具屋は名人を拵へる事にかけては、その道の師匠よりもずつと傑れた腕を持つてゐるので、幸田氏は十日も経たぬうちに名人の吹いた尺八を三本まで手に入れた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
小学校の先生たちは大人の世界でどんな暗闘があったか知らないが、少なくとも子供たちに対しては正しく、公平であり、道の師範であった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
本道の師は清水荘介と云つて、新町通丸太町下る西側に住んでゐた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「や、拙者も同じく剣道の師匠の身の上を案じてだ。
— 江見水蔭 『死剣と生縄』 青空文庫
皆|是剣道の師の命令に叛き、女侠客の為に抑留されて、心ならずも堕落していた身から出た錆。
— 江見水蔭 『死剣と生縄』 青空文庫
七 その頃の雪之丞の師匠だったのが、つい今し方、八幡さまの境内でめぐり会った、奇人孤軒先生――そして、剣道の師範がこれから訪ねて行こうとする、今はこれも、江戸へ出て御蔵屋敷の近くに、道場を構えている、脇田一松斎なのであった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
天武天皇が定めた八色の姓において、道の師は五番目の位である。
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教科書で八色の姓を習った際、道の師という珍しい響きが印象に残った。
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古代史の研究論文で、道の師の姓を持つ一族の動向を調査した。
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