幻辞.com

督軍

とくぐん
名詞
1
標準
文例 · 用例
近頃満洲では鄭家屯事件も無事に片付いたので、督軍張作霖が頻と「日支親善」といふ事を言ひ出した。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
國内ニ私兵ヲ養ヒテ私利私欲ノ爲ニ攻伐シツツアル現代支那ガ政治的ニ統一セル者ト云フ能ハザル如ク、鐵道電信ノ如キ明白ナル社會的機關ヲスラ私人ノ私有タラシメテ甘ンズル米國ハ金權督軍ノ内亂時代ナリ。
北一輝 日本改造法案大綱 青空文庫
その徳望のある事は、省民から「黒竜江省には二人の督軍がある。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
督軍とは云ふが、勢力から云へば事実上の覇王である。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
早川夫人か加藤さんかが「督軍夫人の貴賓としてのあなた方に対する礼です」と囁かれた。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
よく日本語の出来る人で、督軍呉俊陞氏に愛重されてゐる明敏な壮年中将である。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
宴席の給仕がすべて督軍附の兵士であるのも私には異様の経験であり、支那の歴史で読んだ塞外舎営の光景のやうに感ぜられた。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
先生は有数の支那通で、督軍の呉氏とは早くから義兄弟の親交を続けてゐる人である。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫