毒筆
どくひつ
名詞
標準
(wielding a) vicious or poison pen
文例 · 用例
かつて浪六がいひつるごとく、かれは毒筆のみならず、誠に毒心を包蔵せるのなりといひしは実に当れる詞なるべしと評した斎藤緑雨を、そう言ったほど悪くはあしらいもしなかった。
— 長谷川時雨 『樋口一葉』 青空文庫
女大学の毒筆|与りて力ありと言う可し。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
本文は女大学の末章にして、婦人を責むること甚だしく、殆んど罵詈讒謗の毒筆と言うも不可なきが如し。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
僕の記憶する所では、新聞紙には、二六、国民、毎夕、中央、東京日日の諸紙毒筆を振うこと最甚しく、雑誌にはササメキと呼ぶもの、及び文芸春秋と称するもの抔があった。
— 永井荷風 『申訳』 青空文庫
「あいつ、ほんまに、しょうべんをしよった」と名古屋の海潮音氏が、紙面の海潮音の欄で毒筆をふるわないうち、先にこっちで書いておく。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
彼は毒筆を振るって、社会の不正を厳しく批判した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その評論家の毒筆は、時に鋭すぎて多くの敵を作った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
匿名で書かれた毒筆記事が、スキャンダルを巻き起こした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash