抒情詩
じょじょうし
名詞
標準
文例 · 用例
ニイチェはその哲学詩人としての本領の外に、純粋の詩人としての抒情詩を書いて居る。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
しかし抒情詩人としてのニイチェには、僕としてあまり崇敬できない点がある。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
特に抒情詩に哲学は禁物である。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
これら僅か数篇の名詩だけでも、ニイチェは抒情詩人として一流の列に入り得るだらう。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
僕の第二詩集「青猫」は、その惑溺の最中に書いた抒情詩の集編であり、したがつてあのショーペンハウエル化した小乗仏教の臭気や、性慾の悩みを訴へる厭世哲学のエロチシズムやが、集中の詩篇に芬々として居るほどである。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
ツルゲネフの散文詩でも、ボードレエルのそれでも、すべて散文詩と呼ばれるものは、一般に他の純正詩(抒情詩など)に比較して、内容上に觀念的、思想的の要素が多く、イマヂスチツクであるよりは、むしろエツセイ的、哲學的の特色を多量に持つてる如く思はれる。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
そこでこの點の特色から、他の抒情詩等に比較して、散文詩を思想詩、またはエツセイ詩と呼ぶこともできると思ふ。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
自分は詩人としての出發以來、一方で抒情詩を書くかたはら、一方でエツセイ風の思想詩やアフオリズムを書きつづけて來た。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫