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名詞
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標準
文例 · 用例
誘はれるでもなくめるでもなく、私の心が燻る……冬の明け方残んの雪が瓦に少なく固く枯木の小枝が鹿のやうに睡い、冬の朝の六時私の頭も睡い。
亡き児文也の霊に捧ぐ 在りし日の歌 青空文庫
ために由無き怨を負いて、迷惑することもありぬべしと、四辺を見廻わして、身を隠すべき所をめしに、この辺には屡見る、山腹を横に穿ちたる洞穴を見出したり。
泉鏡花 黒壁 青空文庫
十の指は我があらゆる暗黒面を指し、却りて我をして我に一光明面なしや否やを思はしめ、我をして自ら己の長をめ、自ら己の能を衒はしめたり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
羅馬なる恩人は常に我に不快なる事を告げ、中にはことさらに我に快からざるべき事どもを探りめて、そを我に告ぐる如くなりしに、今はさる詞を耳にすることなし。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
クララの手は自らアグネスの手をめた。
有島武郎 クララの出家 青空文庫
さればシエクスピイヤの哲學上所見とその實感とを知らむと欲して、猶その戲曲をあさらむは、氷を鑽りて火をめ、沙を壓して油を出さむとするにや似たらむ。
森鴎外 柵草紙の山房論文 青空文庫
夜もすがら背をぎかねて。
長塚節 長塚節歌集 上 青空文庫
波の穗に新妻ぐと。
長塚節 長塚節歌集 上 青空文庫