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亡友

ぼうゆう
名詞
1
標準
deceased friend
文例 · 用例
その中で、小御岳の小舎で、亡友、曾我部一紅追悼登山の納め手拭を見出した時、私の眼にうるみを覚えた。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
水瀦に映る雲の色は心|失せし人の顔の色のごとく、これに映るわが顔は亡友の棺を枯れ野に送る人のごとし。
国木田独歩 おとずれ 青空文庫
われとわが亡友との間、半透明の膜一重なるを感じた。
国木田独歩 河霧 青空文庫
然し子規は又例の如く尻持たぬわが身につまされて、遠くから余の事を心配するといけないから、亡友に安心をさせる為め一言断って置く。
夏目漱石 『我輩は猫である』中篇自序 青空文庫
身は学舎にあり、中宵枕を排して、燈を剪りて亡友の為に哀詞を綴る。
北村透谷 哀詞序 青空文庫
亡友K君が眼病で手術をして一時失明したことがあった。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
三郎といふ男は何か悟ったとこのあるやうなやつで、妙に人の悪口を云はないね――と、僕は柏村といふ亡友と学生時分からはなしてゐたので、聞くにつけ意外の感に打たれた。
牧野信一 喧嘩咄 青空文庫
――細君の亡友の妹なんだが、家庭の不和でもあるらしく何時からともなしに百合子は彼等の行く先々へ伴いてまはつて、時々映画女優になり度いなどと云つて姿をくらますこともあつたが、やはり文学が一番のものだと云つては舞ひ戻つてゐた。
牧野信一 好色夢 青空文庫
作例 · 標準
彼は亡友の墓前に花を手向け、静かに手を合わせた。
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亡友との思い出は、今も彼の心の中で鮮やかに輝いている。
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ああ、亡友の言葉が、今も私の支えになっているよ。
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