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一途に

いちずに
副詞
1
標準
wholeheartedly
文例 · 用例
さつきのことばと言へ、今の笑ひ声と言ひ明らかに自分を侮辱してると彼は一途に思ひつめた。
太宰治 地図 青空文庫
冬はかくて痩せ細り夏に雨を得て肉附くことを繰返しながら、瞳は一途にあえかなるものに向って求めているのだと土民はいった。
岡本かの子 富士 青空文庫
一途に悔いていればいい。
断片 小さき良心 青空文庫
お徳は自分の亭主の云うことを一途に信じて、為さんも夜釣りの仲間であると申し立てているものの、実はふたりが連れ立って出るところを一度も見たことはないのであった。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
穂吉どのも、たゞ一途に聴聞の志ぢゃげなで、これからさっそく講ずるといたさう。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
穂吉どのも、ただ一途に聴聞の志じゃげなで、これからさっそく講ずるといたそう。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
これはどうしても決心を新にして少しでも繋縛の気のあるところは早速に避け退き、ひたすら求道の一途に奔らねばならない。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
慧鶴は折角、寝ても覚めても思索一途に嵌り込めるようになった心境の鍛錬を俗人との世間咄しに乱されてしまうのは惜しくて堪らなかった。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
作例 · 標準
「十年以上もの間、彼女はあの日交わした約束を信じて、一途に彼の帰りを待ち続けた」
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「一度決めたからには、他には目もくれず、目標に向かって一途に突き進むだけだよ」
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「彼は周囲の雑音に惑わされることなく、一途に真理の追及にその生涯を捧げた」
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「幼い頃からの夢を叶えるため、彼女は一途に稽古に励み、ついに憧れの舞台に立った」
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一途に(いちずに) — 幻辞.com