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開かずの間

あかずのま
表現名詞
1
標準
room that is forbidden to enter
文例 · 用例
この屋敷には有り過ぎるほど室が幾間もあるので、七兵衛の座敷として、ほとんど開かずの間のようになっているところもあるのです。
めいろの巻 大菩薩峠 青空文庫
はて、当分はここは開かずの間だと聞いて、あらかじめ子供遊びの舞台に申し入れて置いたのに、意外に客が引いてある。
山科の巻 大菩薩峠 青空文庫
――開かずの間といわれる天守閣の高いところの一室。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
肉眼で見れば、ここはただ暗い開かずの間だが、よく見よ、よく思え、ここには和漢のあらゆる聖賢が文化へささげた光明が詰っている。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
武蔵は、礼をのべ、身に余ることではあるが、今主人を持つ意思はないと答えて、「もし私が、この城に御奉公するならば、天守閣の開かずの間に、夜な夜な噂のような変化の物があらわれるかも知れませぬ」「なぜ?
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
故に、当城に私が住めば、開かずの間に、亡霊どもがふるい立ち、乱をなさないとも限りませぬ。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
九百日、開かずの間で、眼を曝してきた尨大な和漢の書物の中にも、こういう人間の大事は一行もなかったようである。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
歴史的な出来事は現在に影響を与えている。
文化的な多様性は社会の財産だ。
伝統の継承と革新のバランスが課題である。
歴史的遺産の保存に力が入れられている。