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国賊

こくぞく
名詞
1
標準
traitor (to one's country)
文例 · 用例
国賊逆徒、売国奴、殺せ、撲れと、衆口一斉|熱罵恫喝を極めたる、思い思いの叫声は、雑音意味も無き響となりて、騒然としてかまびすしく、あわや身の上ぞと見る眼|危き、ただ単身なる看護員は、冷々然として椅子に恁りつ。
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国賊だ、売国奴だ、疑ってみた日にゃあ、敵に内通をして、我軍の探偵に来たのかも知れない、と言われた処で仕方がないぞ。
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この室に居るものは、皆な君の所置|振に慊焉たらざるものがあるから、将校方は黙許なされても、そんな国賊は、きっと談じて、懲戒を加ゆるために、おのおの決する処があるぞ。
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毀誉褒貶は仕方がない、逆賊でも国賊でも、それは何でもかまわないです。
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どうだ、衆目の見る処、貴様は国体のいかんを解さない非義、劣等、怯奴である、国賊である、破廉恥、無気力の人外である。
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日本軍の中には赤十字の義務を完して、敵より感謝状を送られたる国賊あり。
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洟垂しが、俺は料簡が広いから可いが、気の早いものは国賊だと思うぞ、汝。
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国賊逆徒、売国奴、殺せ、撲れと、衆口一斉|熱罵恫喝を極めたる、思ひ思ひの叫声は、雑音意味もなき響となりて、騒然としてかまびすしく、あはや身の上ぞと見る眼危き、唯|単身なる看護員は、冷々然として椅子に恁りつ。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
作例 · 標準
敵国に軍事機密を売り渡した彼は、メディアから「令和の国賊」と激しく糾弾された。
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自分の意見に反対する者をすぐに「国賊」と呼ぶような風潮には、強い危惧を抱かざるを得ない。
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戦時中の日記を読むと、政府を批判しただけで国賊扱いされた当時の息苦しさが伝わってくる。
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