辟囚
辟囚
名詞
標準
文例 · 用例
この語は、唐の太宗が貞観六年|親ら罪人を訊問し、罪死に当る大辟囚らを憐愍して、翌年の秋刑を行う時、(支那にては秋季に限りて刑を執行す、故に裁判官を秋官ともいう、)自ら帰り来って死に就くべきことを約束させた上、三百九十人の囚人を縦って家に帰らしめた。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
これら三百九十人の大辟囚が、ことごとく皆その期を違えずして死刑を受けるために再び帰って来たということが、もし歴史の偽でないならば、内密に赦免を約束して置いて帰り来らしめたものであると推測せられぬでもない。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫