機殿
はたどの
名詞
標準
文例 · 用例
伴氏の考に魚見社は神名祕書に機殿、儀式帳云、魚見社三前、月讀命、豐玉彦命、豐玉姫と見えたり、延喜式神名帳にも多氣郡魚見神社見えたり、麻積と關係ありげにも見ゆ。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
昔、かう、機殿の※からのぞきこうで、問はれたお方樣がおざりましたつけ。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
昔、かう、機殿の※からのぞきこんで問はれたお方様がござりましたつけ。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
昔、かう、機殿の※からのぞきこうで、問はれたお方様がおざりましたつけ。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
昔、こう、機殿の※からのぞきこうで、問われたお方様がおざりましたっけ。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
或ものは、天照太神の神田の農事を妨害し、齋機殿を汚穢するの罪なり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
そうでなければ大昔神に仕えた清い女が、泉のほとりに忌機殿を建てて、三月二月その中に忌籠りして、神の衣を織っていたという伝説は、これを理解することができぬのである。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
その為には最も穢を忌んで、こういうやや人里を離れた清き泉のほとりに、機殿というものを建てて若い娘たちに、その大切な布を織らせていたかと思います。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫