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枝物

えだもの
名詞
1
標準
文例 · 用例
最初は一枝ものと言って、椿や梅や木蓮などの花を描いた、八つ折の唐紙二十五枚綴りのお手本を渡されると、それを手本として描いた絵を、それぞれの先生の許へ差し出します。
上村松園 画学校時代 青空文庫
五級になると一枝ものよりも少しむつかしいものを描かされます。
上村松園 画学校時代 青空文庫
ところが、私は子供のじぶんから、人物画が好きで人物ばかり描いていましたので、学校の規則どおり一枝ものばかり描いて満足してはいられないのでした。
上村松園 画学校時代 青空文庫
私は、それで一枝ものや鳥や虫をかかなくてもよいので、それ以後は大いに人物画に精進することが出来たのでした。
上村松園 画学校時代 青空文庫
私はその時分から人物画が好きで、その為、一枝ものや、山水、花鳥画はともすると怠り勝ちで、「あんたの描きたいものは、京都には参考がなくて気の毒だ」とよく松年先生が同情して下さいました。
絵の道五十年の足跡を顧みて 想い出 青空文庫
そして、枝ものびて、つぼみもつけて、いまにも花を咲こうとしたのであります。
小川未明 小さな草と太陽 青空文庫