潮焼け
しおやけ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
becoming tanned by the sun and salty sea breeze
文例 · 用例
そして山の雪が解けてしまう頃に、彼れは雪焼けと潮焼けで真黒になって帰って来た。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
」「なかなかもって」 と灘兵衛は、潮焼けした顔へ笑を浮かべ、「泥は厚し、水草はあり、湖水の底を究めますこと、容易な業ではござんせん」「いかさまそれは理もである……しかし、どうだな、ありそうかな?
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
その潮焼けのした顔を見て、僕は他人をでも見るような気でじっと見守ってやったものです。
— 豊島与志雄 『野ざらし』 青空文庫
さっそく二人会をお願いしましょう」 大漁祝いに船頭の着る極彩色のねんねこ半纏のようなものを着て、潮焼けのしたガッシリとした血気盛りの席亭は、人の好さそうな笑顔で迎えた。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
潮焼けしたとでもいうのか、恐ろしい赤毛である。
— 悲願百両 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
年のせいで咽喉の皮膚がたるみ、酒焼けなのか潮焼けなのか、首が蘇芳でも塗ったように赤いので、そのへんが七面鳥の喉袋みたいにみえる。
— 久生十蘭 『復活祭』 青空文庫
潮焼けしたのや、小鬢に矢傷のあるのや、そういう逞しい顔々が並ぶと道益は、「久しくやらなんだが、猪狩をしようと思っての」 と切りだした。
— 久生十蘭 『うすゆき抄』 青空文庫
あとで署に帰って拝見しましょう……次に伊東でも訊問しようか……一寸呼んでくれませんか」 伊東は四角なあごの張ったマユの濃い潮焼けのした、四十台の体のがっしりした、みるからに船乗りらしい男であった。
— 楠田匡介 『雪』 青空文庫
作例 · 標準
夏休みが終わると、子供たちは皆、顔が潮焼けしていた。
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長い航海の末、船乗りたちの肌は潮焼けして真っ黒になっていた。
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「ずいぶん潮焼けしたね!どこか海に行ったの?」と友人が言った。
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