古雅
こが
形容動詞名詞
標準
classical elegance
文例 · 用例
それがために物語はいっそう古雅な詩的な興趣を帯びている。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
そういえば山門を向き合って双方、名|灸所と札をかけている寺など何となく古雅なものに見られるような気がして来た私は、気を利かして距離を縮めてゆるゆる走って呉れる俥の上から訊く。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
古雅で仲々風流の味があるので、ちよつと欲しさうな顏をすると、どうだ、君に一脚讓らう!
— 萩原朔太郎 『所得人 室生犀星』 青空文庫
それは古雅で奥床しく、町の古い過去の歴史と、住民の長い記憶を物語っていた。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
韻文といふ言葉は、それ自身の響に於て古雅なクラシツクな感じをあたへる。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
庭に秋草茂り、軒傾きて古雅に床しき旗亭なりしが、今はいづこへ行きしか、跡方さへもなし。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
或る人たちは、郊外の明るい林を好んで、若い木の芽や材木の匂ひを嗅いでゐるのに、或る人は閑靜の古雅を愛して、物寂びた古池に魚の死體が浮いてるやうな、芭蕉庵の苔むした庭にたたずみ、いつもその侘しい日影を見つめて居る。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
或る人たちは、郊外の明るい林を好んで、若い木の芽や材木の匂ひを嗅いでゐるのに、或る人は閑静の古雅を愛して、物寂びた古池に魚の死体が浮いてるやうな、芭蕉庵の苔むした庭にたたずみ、いつもその侘しい日影を見つめて居る。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
作例 · 標準
その古雅な佇まいの旅館は、都会の喧騒を忘れさせてくれる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼女の選ぶ言葉には、どことなく古雅な趣があって美しい。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
庭園に配置された灯籠が、夜の帳の中で古雅な光を放っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
古雅(こが)は、愛知県小牧市の町名。現行行政地名は古雅一丁目から四丁目。
出典: 古雅 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0