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様図

ようず
名詞
1
標準
文例 · 用例
板に彫らせた太陽模様図の※の絵が大分手を省いてある。
南島譚 青空文庫
事実まったく犯人のいない殺人事件――埃及艀と屍様図を相関させたところの図読法は、とうてい否定し得べくもなかったのである。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
のみならず、一方その事実と対照するものに、一族の特異体質を暗示している屍様図があるのです。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
それを、直観と予兆とだけで判断しても、当然焼き捨てられた一葉が、僕の夢想している屍様図の半葉に当るのだし、またそれが坐標となって、あの幻想的な空間に、怖ろしい渦が捲き起されたのだったよ」「なるほど、その乾板は無量の神秘だろう。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
しかし、その乾板と云うのが、法水の夢想の華――屍様図の半葉であったとは云え、要するに、現存のものはその一部のみであって、他は落した際に微塵となったか、それとも、伸子が破棄してしまったものか、いずれにしても二人以外の特異体質の闡明は、久遠の謎として葬られなければならなかった。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫