時運
じうん
名詞
標準
tide of the times
文例 · 用例
臨時運転だからコースが変わったのかと思っていると、運転手が突然「オーイ、オイ、冗談じゃあないよ」とひとり言を言ってぐるりと車を引き返して呉服橋のほうへあともどりした。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
左右を見定めて、鍋を片手に乗らうとすると、青森行――二|等室と、例の青に白く抜いた札の他に、踏壇に附着いたわきに、一|枚思懸けない真新い木札が掛つて居る……臨時運転特別車但し試用一|回限り。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
「――臨時運転特別車。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
天意とや云わん、時運とや云わん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
その藩閥政治の弊害を打破るべく今の議会政治が提唱され初めたものであるが、そもそもその薩長土肥の諸藩士が、王政維新、倒幕の時運に参劃し、天下の形勢を定めた中に、九州の大藩筑前の黒田藩ばかりが何故に除外されて来たのか。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
『私は、小さい時運動家だつたのよ。
— 素木しづ 『追憶』 青空文庫
その時運命の目論見は始めて成就されるのだ。
— 有島武郎 『運命と人』 青空文庫
人はその時運命の片腕となつて、物々の相剋を安定に持ち来す運命の仕事を助けてゐるのだ。
— 有島武郎 『運命と人』 青空文庫
作例 · 標準
彼は時運を捉え、新しい事業を成功させた。
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どんなに努力しても、時運が味方しないと成功は難しい。
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時運に乗じて、一気に目標を達成しようと計画した。
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