葛藤
かっとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #8464 · 青空 424 例
標準
conflict
文例 · 用例
誠実たること――即ち愚痴つぽくないためには、敬虔なる感情を持し得るの必要、或は絶えず意識的なる自己葛藤が必要であらう。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
そうして、その結果、色々面倒な葛藤の起ることも止むを得ないであろう。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
反|蒋介石派の激化と、東支鉄にからんだ露支間の葛藤、南京政府の幣制の改革にたいする商人の思惑は、対支商談におけるワシントン政府の経済政策が、帝国主義戦争の一つの徴として、ワシントン当局者のからくりによって時局が平穏のうちに解決されると、南京政府は中央銀行を設け、上海造幣|厰を開いた。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
つまり人間のあり來りの心的|葛藤や、因果關係の紛糾に、ピストルだの短刀だのと單純に含ませた古い型の探偵小説では、一面に科學知識の可成り深くなつてゐる私達には物足りない。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
そして、この事はともかくも、今度の震災が動機となって起ったであろうと思われる、ありとあらゆる事件や葛藤、それらの犠牲となったさまざまな人達の事を、空想の馳せる限りに思いめぐらしてみた。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
神々の間に起こったいろいろな事件や葛藤の描写に最もふさわしいものとしてこれらの自然現象の種々相が採用されたものと解釈するほうが穏当であろうと思われるのである。
— 寺田寅彦 『神話と地球物理学』 青空文庫
この葛藤に伴なう多くの美しい感傷の場面の連続によって観客の感興をつなぎつつ最後の頂点に導いて行く監督の腕前はそんなに拙であると思われないようである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(2)』 青空文庫
さるやかにが出て来たりまた栗のいがや搗臼のようなものまでも出て来るが、それらは実はみんなやはりそういう仮面をかぶった人間の役者の仮装であって、そうしてそれらの仮装人物相互の間に起こるいろいろな事件や葛藤も実はほんの少しばかりちがった形で日常にわれわれの周囲のどこかに起こっていることなのである。
— 寺田寅彦 『さるかに合戦と桃太郎』 青空文庫
作例 · 標準
自分の良心と、上司からの命令との間で、彼は激しい葛藤を抱えていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
物語の主人公は、過去のトラウマと現在の状況との間で、常に葛藤していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「うーん、どっちの提案も一長一短があって、決めかねるな…」と、彼は頭を抱えて葛藤していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
二つの異なる意見がぶつかり合い、会議室には重い葛藤の空気が流れた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア曖昧さ回避
葛藤(かっとう) 心理学の用語については異常心理学#コンフリクトを参照。 葛藤(つづらふじ) ツヅラフジ - ツヅラフジ科のつる植物。オオツヅラフジの別名。
出典: 葛藤 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0