何かかにか
なにかかにか
表現
標準
this and that
文例 · 用例
そう言いながらわたくしが、いざ学園へ出かける気配いでも見せると、何かかにか理由をつけて引止めます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「少し話を途切らすと、君は、ぴくりとして眼を覚ますのだから、弱った」 それで葛岡は一夜まんじりともせず、何かかにか咽喉から声を出していたと言います。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
それから行くたびに何かかにか愚痴が出るようになり、程なく遂々お京さんはアンリーから逃げ出した。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
掃除がすんで一服する間もなく、そこにはもう何かかにか走り使ひが待つてゐる。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
盆には、どこの家でも前の日から仕事を休んで、何かかにか忙しげであつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
仕方なく氣休めの言葉を何かかにか云ふと、その言葉を後生大事と覺え込んでゐて、醫者にかかつてゐる間、一日一日暦をめくつて、その約束の日に近づくのを、千秋の思ひで待ちかねてゐた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
來やうが遲いとか、取り方が汚ないとか、始終何かかにか叱言があつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
みんな何かかにか短く挨拶の言葉を云つて二階へ通つた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
作例 · 標準
「この部屋、何かかにか散らかってるね。片付けようか。」
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「彼は何かかにか理由をつけて、会議を欠席しようとする。」
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「この問題は、何かかにか複雑に絡み合っている。」
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