提灯屋
ちょうちんや
名詞
標準
文例 · 用例
)画工 (あおりたる児の手を離るると同時に、大手を開いて)こうなりゃ凧絵だ、提灯屋だ。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
――提灯屋の親仁が見惚れたのを知ってるかい。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
あの提灯屋さん、母に手を曳かれた時分から馴染です。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
というのがね、先刻お前さんは、連にはぐれた観光団が、鼻の下を伸ばして、うっかり見物している間抜けに附合う気で、黙ってついていてくれたけれど、来がけに坂下の小路|中で、あの提灯屋の前へ、私がぼんやり突立ったろう。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
場所も方角も、まるで違うけれども、むかし小学校の時分、学校近所の……あすこは大川|近の窪地だが、寺があって、その門前に、店の暗い提灯屋があった。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
先刻のあの提灯屋は、絵比羅も何にも描いてはいない。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
」 不精髯が――どこか昔の提灯屋に似ていたが、「このままでかね、勿体至極もねえ。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
校長先生の挨拶に他吉はいたく感心し、傍にいる提灯屋の親爺をつかまえて、「やっぱし校長先生や。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
ウィキペディア
『提灯屋』(ちょうちんや)は古典落語の演目。もとは上方落語の演目で、3代目三遊亭圓馬から4代目柳家小さんに伝わり、東京へと移植された。
出典: 提灯屋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0