担桶
たご
名詞
標準
文例 · 用例
この村は全く無神になり、また仏寺をも潰しおわり、仏像を糞担桶に入れ、他の寺へ運ばしむ。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
亭「裏の畑に担桶が並んで居ますから、夫へなさいまし。
— 三遊亭円朝 『詩好の王様と棒縛の旅人』 青空文庫
10025籠がみしみし、小桶がことこと、担桶がきいきいと、大桶まで漕ぎ附けます、酒絞の元気な踊まで。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
「はい」 馬糞掃除を担任すると、「猿、ちょっと来い」 と、老侍が、「担桶に、水を汲んで、方々の大瓶に漲っておけ」 と、いうし、「薪を割れ」 と、いうので、薪を割っていると、何をしろ、かをしろと、召使ばかりが重宝に召使う。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
そこで猟師が泣いていると、同じ老人が再び現われ、あすの朝はあの川へ天から金のタゴ(担桶)が下って来るだろう。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
すなわちかの黄金の担桶も、やっぱり瓜のたぐいの瓢であったのである。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫