当てもなく
あてもなく
副詞
標準
at random
文例 · 用例
帰りもやはりおよその方角をきめて、べつな路を当てもなく歩くが妙。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
ああこのごろ、年若き男の嘆息つきてこの木立ちを当てもなく行き来せしこと幾|度ぞ。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
あまりきらきらする河原には私の捜すような画題はなかったので、川とこれに並行した丘との間の畑地を当てもなく東へ歩いて行った。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
しかし堅気にしておけばおいたで、目に見えない金が消え、先の生活の保証のつく当てもなく、ゴールのないレースを無限に駈けつづけているに等しかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
紺絣の着物を買い、良家のぼんぼんみたいにぶらぶら何の当てもなく遊びまわった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
当てもなく生国魂まで行ったために空腹は一層はげしく、一里の道は遠かった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
が、どこへ行こうとするのか、妻子を探す当てもなく、また、今夜の宿を借りる当てもない。
— 織田作之助 『昨日・今日・明日』 青空文庫
紺絣の着物を買い、良家のぼん/\みたいにぶら/\何の当てもなく遊びまわった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
作例 · 標準
「こんな夜更けに、当てもなくどこへ行くつもりなんだい?」
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「地図も持たずに当てもなく山へ入るなんて、無謀すぎるよ。」
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「休みの日は、カメラを提げて当てもなく街を散策するのが好きなんだ。」
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「当てもなく歩き回るより、まずは交番で道を聞いた方が確実じゃないかな。」
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