演劇論
えんげきろん
名詞
標準
文例 · 用例
それは第一に、明確に名を指してはゐないが、僕の十年来反覆主張する「演劇論」的傾向を指して、同氏自ら、「謂ふところの言葉派」と称し、これに対立する一派を、「動作派」と呼んでゐることだ。
— 岸田國士 『演劇本質論の整理』 青空文庫
ここで、はつきり云つておくが、僕は、自分の「演劇論」が、さういふ風に、誤つて理解されてゐたら、非常に残念に思ふ。
— 岸田國士 『演劇本質論の整理』 青空文庫
但し、この事実から推して、僕の演劇論までを偏向的だと断ずることはできぬ。
— 岸田國士 『演劇本質論の整理』 青空文庫
のみならず、演劇論上の根拠を曖昧にし、「劇的本質」の探究に一大障害を与へ、舞台の芸術的進化を遅々たらしめ、引いて、劇場の文化的貧困を招く結果となつたのである。
— 岸田國士 『演劇論の一方向』 青空文庫
殊に、同じくアランの「演劇について」といふ論文(劇作所載)は、決して「専門的」ではないが、私の演劇論に一つの新しい道を拓いてくれたものである。
— 岸田國士 『演劇論の一方向』 青空文庫
私の演劇論について岸田國士 私は所謂演劇学者ではない。
— 岸田國士 『私の演劇論について』 青空文庫
しかし、私は私流の演劇論をもつてゐる。
— 岸田國士 『私の演劇論について』 青空文庫
これは実はワグネルが自分の専門とする歌劇について論じた一つの意見ですが、そのワグネルの歌劇論が近代演劇論の口火になったのです。
— 岸田國士 『俳優倫理』 青空文庫