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震わす

ふるわす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to (make something) quiver
文例 · 用例
突然強風が吹起こって家を揺るがし雨戸を震わすかと思うと、それが急にまるで嘘をいったように止んでただ沛然たる雨声が耳に沁みる。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
ごんごん胡麻は老婆の蓬髪のようになってしまい、霜に美しく灼けた桜の最後の葉がなくなり、欅が風にかさかさ身を震わすごとに隠れていた風景の部分が現われて来た。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
男滝の方はうらはらで、石を砕き、地を貫く勢、堂々たる有様じゃ、これが二つ件の巌に当って左右に分れて二筋となって落ちるのが身に浸みて、女滝の心を砕く姿は、男の膝に取ついて美女が泣いて身を震わすようで、岸に居てさえ体がわななく、肉が跳る。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
しばらくして、さも身に染みたように、肩を震わすと、後毛がまたはらはら。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
」 紫玉は舷に縋って身を震わす
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
「かの子さーん」「かの子さーん」 そして、その声がわたくしの嘗て触れられなかった心の一本の線を震わすと、わたくしは思わず雛妓の両手を執った。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
あの声がキイと聞えるばかり鳴き縋って、引切れそうに胸毛を震わす
泉鏡花 二、三羽――十二、三羽 青空文庫
」 と卓子の上へ、煙管を持ったまま長く露出した火鉢へ翳した、鼠色の襯衣の腕を、先生ぶるぶると震わすと、歯をくいしばって、引立てるようにぐいと擡げて、床板へ火鉢をどさり。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
作例 · 標準
寒空の下、彼は小刻みに体を震わしながらバスを待っていた。
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突然の爆発音が空気を震わし、窓ガラスがビリビリと音を立てた。
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彼女は怒りで声を震わしながら、理不尽な要求に対してきっぱりと断りを入れた。
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震わす(ふるわす) — 幻辞.com