戯け者
おどけもの
名詞
標準
idiot
文例 · 用例
」葉藏は、おどけものらしく眼をくるくると丸くして言ふのである。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
この鹿はよほどおどけもののようでした。
— 宮沢賢治 『鹿踊りのはじまり』 青空文庫
この鹿はよほどおどけもののやうでした。
— 宮澤賢治 『鹿踊りのはじまり』 青空文庫
」黒ずんでいる唇をおどけものらしくちょっと尖らせて、コップのビイルをほとんど一息に呑んでしまった。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
目白、カナリヤ、四十雀、鶉に文鳥に黒鶫、鳥もいろいろあるなかにおかめ鸚哥はおどけもの焦れて頓狂に啼きさけぶ。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
目白、カナリヤ、四十雀、鶉に文鳥に黒鶫、鳥もいろいろあるなかに、おかめ鸚哥はおどけもの、焦れて頓狂に啼きさけぶ。
— 北原白秋 『とんぼの眼玉』 青空文庫
それからおどけもののいるかが、とんぼがえりしたり、大きなくじらが鼻のあなから、しおをふきだして、そのへんいちめんに、なん百とない噴水がふきだしたようでした。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
さうしてそこに「キューピーのマザア」が(私があのおどけもののキューピーを部屋に飾つて置く所から、院長はいつもたはむれに私をかう呼んだ。
— 水野仙子 『嘘をつく日』 青空文庫
作例 · 標準
例句