優婆夷
うばい
名詞
標準
upasika (devout female lay follower of Buddhism)
文例 · 用例
優婆塞優婆夷の合唱にかくれて、ひそかに始末する魂胆であつた。
— 坂口安吾 『閑山』 青空文庫
化石もすらむ秋の木は骨立ち強に呼吸つまり、天つ御法のおん宣告に、拗ねては、櫨も葉こそ縒れ、孕婦ながら茴香は優婆夷か、悩む色もなし伴にはぐれし赤蟻の飢ゑて足悩ゆむ湿り地に、憐み顔のおとどひは茎も軟らに額づきて、手弱腕にそと乗せつ、弘誓もさこそ、あゝ茴香。
— 末吉安持 『茴香』 青空文庫
」仏弟子の位は第一比丘、第二比丘尼、第三|優婆塞、第四|優婆夷である。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
優婆塞優婆夷の合唱にかくれて、ひそかに始末する魂胆であった。
— 坂口安吾 『閑山』 青空文庫
絢爛な色彩の古画の諸仏、羅漢、比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷、象、獅子、麒麟などが四壁の紙幅の内から、ゆたかな光の中に泳ぎ出す。
— 谷崎潤一郎 『秘密』 青空文庫
ところで、蟹は、「とこやというしょうばいは、たいへんひまなものだな。
— 新美南吉 『蟹のしょうばい』 青空文庫
しかし、鳥右ヱ門にぴつたりあふやうなしやうばいは一つもありませんでした。
— 新美南吉 『鳥右ヱ門諸国をめぐる』 青空文庫
また、しやうばい女などはそれとはまるで違ふ種だが、やつぱりかならず持つて居る。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
作例 · 標準
例句