白け
しらけ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #44271 · 青空 23 例
標準
disenchantment
文例 · 用例
それから又近頃は詩の定型無定型といふことが盛んに論じられてゐますが、私は定型にしろ無定型にしろ、面白ければいいといふ程の呑気なことしか考へてをりませんが、なんだか此の問題は具体的のやうでゐて、その実途方もなく遠大か何かのやうに受取れます。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
而も、芸術家はもし社交が面白ければ社交するがよい。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
個人の精神が面白ければそれは歴史も面白からう。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
外は色の白けた、なんということもない三月頃の野原である。
— リルケ Rainer Maria Rilke 『白』 青空文庫
一分、二分と、白けきつた沈默の時が移つた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
そのうちに、村の若者のひとりが、私を無視して、ご自分で演説をはじめ、甚だ座が白け、對馬さんは、その若者に演説をやめさせようとして大苦心の態でした。
— 太宰治 『黒石の人たち』 青空文庫
座が白けて、しばらく言葉が途絶えたうちに所在がないので、唄うたいの太夫、退屈をしたとみえて、顔の前の行燈を吸い込むような大欠伸をしたから。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
もっとも鏡が悪いために実際いくぶん顔色が白けて見えたには相違ないが、そう言われて後に鏡と絵と比べてみると画像のほうはたしかに色が薄くて透明に見えて、上簇期の蚕のような肌をしていた。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
作例 · 標準
会議は重苦しい白けの雰囲気で始まった。
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彼の冗談は誰も笑わず、場に白けが走った。
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最近の若者は、何事にも白けを感じやすいと言われる。
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