請じ入れる
しょうじいれる
動詞
標準
文例 · 用例
ともかくも城内へ請じ入れるよう」「かしこまりましてございます」 取次の者は座を辷った。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
二階の書斎に請じ入れると、背広姿の花田警部は、ニコニコして、ジョニー・ウォーカーのグラスを受けた。
— 江戸川乱歩 『月と手袋』 青空文庫
それでもまだ「どなた様でゐらつせるいなも」といつてしげしげとひとを見あげ見おろししてたがなにはともあれ心やすい人にはちがひないと思つたらしく、立ちあがつて奥の火鉢のそばにあつた煎餅蒲団を仏壇のわきにしいて「さあどうぞおあがりあすばいて」と招じいれるやうに腰をかがめた。
— 中勘助 『銀の匙』 青空文庫