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名詞
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標準
文例 · 用例
明敏精察でそして沈着冷静という態度で、常に人に接するからう人は必ず畏敬の念を起すと同時に容易に近づく事の出来ぬという趣があった。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
節が始めて先生にうたのは明治三十二年の初夏、根岸庵の杉屏の若芽がふいた頃である。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
節はその以前から「日本」の愛読者で先生に対しては見ぬ恋にこがれておったとのことで、夢に見た先生とって見た先生とが同じであったというて当時節はしきりにそれを不思議にしていた。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
長塚が始めて先生にった時、長塚は先生の俳句及び歌の、自分が面白く感じた数十首をことごとく記臆していてこれを暗誦したのには、先生も一驚を喫したそうで、一体長塚は記臆のよい男であるが、先生を慕うこと深くなければ、決してそんなことが出来るものでない。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
先生と長塚とはもう一朝一夕の交わりの様でない、先生にうてだれでも起るところの、その憚るべき畏るべき感じと云うものが、長塚には毫末もない様であった。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
途中あかねさす西日は照れどひぐらしの鳴き蟲山に雨かゝる見ゆゆくゆく一人の少女のいと艶なるにう。
伊藤左千夫 滝見の旅 青空文庫
石川君とは鴎外博士宅に毎月歌会のあつた頃、幾度も幾度もつた筈である。
伊藤左千夫 『悲しき玩具』を読む 青空文庫
さうして今此遺著を読んで見ると、改めて石川君に着したやうな気がする。
伊藤左千夫 『悲しき玩具』を読む 青空文庫