教育勅語
きょういくちょくご
名詞
標準
Imperial Rescript on Education (1890)
文例 · 用例
もつとも教育の標的と云つても教育の精神と云つても宜しい教育勅語は、炳焉として吾人の頭上に明示されて居る。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
修身科をおくかおかないかも論議まちまちで、修身がほしいと考える人々でさえも、教育勅語的修身を拒否したのは、こんにちの日本として当然であった。
— 宮本百合子 『修身』 青空文庫
当時の教育局長田中耕太郎は教育勅語を自然法的なものとして、この勅語が国民教育の基準となり得ることを主張した。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
自分はちょうどこの教育勅語煥発の際にドイツから六、七年ぶりに帰朝し、いくばくもなくその教育勅語を解釈し、『勅語|衍義』と題してこれを世に公にするの光栄を得たのである。
— 序論 『明治哲学界の回顧』 青空文庫
それからちょうどその教育勅語の煥発せられた頃より東京大学に教授となって教鞭を執り、三十三年間継続し、その間、宗教に関しては仏教を中心として比較宗教を講じ、哲学の側においては東洋哲学史とともに西洋哲学史を講じ、殊にカントとショーペンハウエルとを講じたのである。
— 序論 『明治哲学界の回顧』 青空文庫
さらにこれをば教育勅語中にあることばを拝借して申さば、われわれがこの肉体の健康を維持し、「知能を啓発し、徳器を成就し」、進んでは「公益を弘め、世務を開く」ための生活、それがすなわちわれわれの理想的生活というものである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
それほど少年の客小米の、キクイクジョたる風采が、教育勅語を読む山間の模範少年か、社主の前へ出たであろうところの、××会××社の少年諸君にもさもにたる勤直ぶりであったから――
— 長谷川時雨 『明治座今昔』 青空文庫
もし夫唱婦和が人の本性に基いたものであるなら、諾冊二尊が天の御柱の廻り直しもなさらないでしょうし、また畏多い事ながら教育勅語の中に「夫婦相和し」と夫婦の対等を御認めにもならなかったでしょう。
— 与謝野晶子 『離婚について』 青空文庫
作例 · 標準
近代史の授業で、教育勅語が当時の社会に与えた影響について学んだ。
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古書店で、教育勅語が掲載されている戦前の教科書を見つけた。
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博物館に展示されている教育勅語の写しの前で、多くの人が足を止めていた。
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彼は卒業論文のテーマとして、教育勅語の成立過程を研究している。
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