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飾り花

かざりばな
名詞
1
標準
文例 · 用例
わたしは遠慮なしに飲んで食って、踊りの家台の噂などをしていたが、雨はだんだん強くなるばかりで、家の老婢があわてて軒提灯や飾り花を引っ込めるようになって来た。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
「いくらなんでも三十スウの涎掛けに飾り花をつけて、それで十五フラン下さいといえますかね。
LE VIGNERON DANS SA VIGNE ぶどう畑のぶどう作り 青空文庫
私とその女の子は、毎日のように、文房具屋へ遊びにゆき、きれいな麦わらの箱や、小さな飾り花をとって来た。
久坂葉子 灰色の記憶 青空文庫
屋敷の宏大さ、惜し気なく灯した飾電燈の光に、ペルシャ絨毯の深紅は反映して、ズラリと掲げたフランス近代の巨匠達の傑作群に感歎した来賓達は、食堂に入って今度は、銀器と飾り花と、後から後からと運ばれた、第一流の豪勢な料理に、肝を潰したのもまた、――もう一度無理のないことだったのです。
野村胡堂 笑う悪魔 青空文庫