時期を見て
じきをみて
表現
標準
at a proper time
文例 · 用例
一歩進んで、興行者としては、時期を見て、無料興行を行ひ、国民士気の振作に当らねばならぬ。
— 岸田國士 『空襲時に於ける興行非常対策について』 青空文庫
卒業後、私達は東京の大学へ行き、時期を見て、同人雑誌を出す計画である。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
バルザックは九十五年のヴァンデーを「木菟党」に扱って居ても、勝敗の渦中に秘術をつくす人的交渉のなかに全精力と智力とを傾注していて、ユーゴーのように、人類の進歩の足どりとして其の時期を見て行く性格ではなかったのね。
— 一九四四年(昭和十九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
吾人は時期を見て更にこの問題に関して論ずる事あるべし。
— ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 『鰐』 青空文庫
木村の計画では、今後適当な時期を見て彼が敏子と結婚した形式を取って、私と三人でこの家に住む、敏子は世間体を繕うために、甘んじて母のために犠牲になる、と、いうことになっているのであるが。
— 谷崎潤一郎 『鍵』 青空文庫
そして、最好の時期を見て、架空の方が殺人をやるんだが、その直前直後に、自分の姿を二三人の人に見せて、犯人は架空の人物にちがいないと思いこませる。
— 江戸川乱歩 『断崖』 青空文庫
――如かず、一時羽柴軍へ降伏して城中数千の生命をたすけ、然る後、時期を見て本国へ帰って来い。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
この提案については、皆さんの意見を聞き、時期を見て正式に発表します。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite