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蝕む

むしばむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #44184 · 青空 214
1
標準
to be worm-eaten
文例 · 用例
蝕む胸をまぎらひて、     こぼと鳴り行く水のはた、くらき炭素の燈に照りて、   飢饉供養の巨石並めり。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
汗に蝕むまなこゆゑ、  昴の鎖の火の数を、七つと五つあるはたゞ、 一つの雲と仰ぎ見き。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
沃度に、塩にさ丹づらふ海の宝のもろもろは濡髪長き海藻や、珊瑚、海胆、苔までも、臙脂紫あかあかと、華奢のきはみの絵模様に、薄色ねびしみどり石、蝕む底ぞ被ひたる。
上田敏 海潮音 青空文庫
沃度に、鹽に、さ丹づらふ海の寶のもろもろは濡髮長き海藻や、珊瑚、海膽、苔までも、臙脂紫あかあかと、華奢のきはみの繪模樣に、薄色ねびしみどり石、蝕む底ぞ被ひたる。
上田敏 海潮音 青空文庫
もうこの頃から、徐々に気付かれず彼女の命を蝕む病の作業がはじまっていたのであったのであるが、マリアはそれを知らなかった。
宮本百合子 マリア・バシュキルツェフの日記 青空文庫
本年の初め、厚生省の監督課谷野せつ子氏の調査が某新聞に発表されたとき、その第一の項には、工場の働きが若い女の体を蝕むことの訴えがのせられていた。
宮本百合子 働く婦人 青空文庫
氷霧に蝕む北方の屋根に校倉風の憂愁を焚きあげて、屠られた身の影ともない安手の虚妄をみてとつたいま、なんと恐ろしいものだけだらうか。
逸見猶吉 逸見猶吉詩集 青空文庫
常世人に、あやかつて、其国人と均しい年をとつて居た為に、束の間と思うた間に、此世では、家処も、見知りごしの人もなくなる程の巌の蝕む時間が経つて居たのである。
異郷意識の起伏 妣が国へ・常世へ 青空文庫
作例 · 標準
古い木の柱は、シロアリに蝕まれてぼろぼろになっていた。
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害虫によって作物が蝕まれ、今年の収穫は大幅に減少してしまった。
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長い年月をかけて、錆が鉄を蝕んでいく。
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2
標準
to affect adversely
作例 · 標準
彼の心は、過去の失敗によって深く蝕まれてしまっていた。
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ストレスと不規則な生活が、知らず知らずのうちに彼の健康を蝕んでいた。
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この地域は汚染された水によって、土壌が少しずつ蝕まれている。
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