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びしょ濡れ

びしょぬれ
名詞-の形容詞名詞
1
標準
sopping wet
文例 · 用例
忽ち大驟雨となったので、蒼くなって駈出して帰ったが、家までは七、八町、その、びしょ濡れさ加減思うべしで。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
さまで欲しけりゃ算段のうして、柳の枝を折ぺっしょっても引寄せて取ってやるだ、見さっせえ、旅の空で、召ものがびしょ濡れだ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
いつか私はびしょ濡れになりながら、広場のあちこちを駆けずり廻り、苦しいまでに焦燥を感じた。
織田作之助 面会 青空文庫
こころみにそのひとつをちぎりとり歯にあてると、果実の肉がはち切れるほど水気を持っていることとて歯をあてたとたんにぽんと音高く割れ冷い水がほとばしり出て鼻から頬までびしょ濡れにしてしまうほどであった。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
かの女は殆どびしょ濡れに近くなりながら、急に逸作の方を振り向くと、いつもの通り少しも動ぜぬ足どりで、雨のなかを自分のあとから従いて来る。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
とうとう浴衣の袖で、素早く顔の汗を拭い、また少し歩いては、人に見つからぬよう、さっと袖で拭い拭いしているうちに、もう、その両袖ながら、夕立に打たれたように、びしょ濡れになってしまいました。
太宰治 愛と美について 青空文庫
路面の雪は溶けかけたままあやうく薄く積っていて、ふたりの下駄をびしょ濡れにした。
太宰治 姥捨 青空文庫
老爺は、びしょ濡れになって、よたよた走り、ううむ、ううむと苦しげに呻くのである。
太宰治 善蔵を思う 青空文庫
作例 · 標準
突然の土砂降りに遭い、全身びしょ濡れになってしまった。
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子供たちは水遊びに夢中になり、気づけばびしょ濡れだ。
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洗濯物を干していたのに、急な雨でびしょ濡れにしてしまった。
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