論功
ろんこう
名詞
標準
文例 · 用例
この戦役は多くの者に論功行賞をもたらす形となったが、私にはただ不運厄災あるのみだった。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
これは近衛兵の一部が西南|役の論功行賞に不平を懐いて、突然暴挙を企てたものと後に判った。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
これは近衛兵の一部が西南役の論功行賞に不平を懐いて、突然暴挙を企てたものと後に判った。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
戦後の論功行賞にしてもそうだが、尊氏や義貞に比して、正成は寧ろ軽賞である。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
論功行賞に際しても、さうした降臣をも、日向以来の重臣と同様に、県主などに為したまうてゐるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
それと同時に、幕府を窮地に陥れたことは、文永弘安の両役に於ける戦功者に対する論功行賞の問題だつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
九月十九日(日) 日清戰爭の論功行賞は、戰爭終了後まず審議会を設け、それから八月五日はじめて賞を行った。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
それだけで、どさくさの論功行賞にまぎれて一万石くらいの大名にはとりたてられていたであろうが、しかし彼ならびに彼の軍隊は後方にあって一歩も動こうとしなかった。
— 尾崎士郎 『本所松坂町』 青空文庫