いざ
いざ
副詞感動詞頻度ランク #4493 · 青空 3099 例
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文例 · 用例
而もこんなに抽象的になつてゐることの一つの理由は、外国はいざ知らず我が国では、お互ひが痛い所に余りに触れなさすぎたからではありますまいか。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
〔いざ渡せかし おいぼれめ〕宮沢賢治「いざ渡せかし おいぼれめいつもこゝにて日を暮らす」すぱとたばこを吸ひやめて何を云ふともこの飯の煮たたぬうちに 立つべしや芋の子頭白髪しておきなは榾を加へたり
— 宮沢賢治 『〔いざ渡せかし おいぼれめ〕』 青空文庫
〔このみちの醸すがごとく〕宮沢賢治このみちの醸すがごとく粟葉などひかりいでしはひがしなる山彙の上に黄なる月いざよへるなり夏の草山とになひてやうやくに人ら帰るをなにをかもわがかなしまんすゝきの葉露をおとせり
— 宮沢賢治 『〔このみちの醸すがごとく〕』 青空文庫
みんなそれぞれ理由のある所であらうが、原因はいざ知らず、見渡した所感情が喪失されてある状態であること明らかであるやうである。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
一般生活はいざ知らず、由来芸術とは、芸術家自身の統一夥多がなさしめるわざではないか。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
ところで、他の事ではいざ知らず芸術では伝統といふものは大変有難いものである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
新年來り、百度過失を新たにするも、我れは尚悲壯に耐へ、決して、決して、悔いざるべし。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
時これ金と云えばこの四時間何金に当るや知らねどあくびと煙草の煙に消すも残念なり、いざや人物の観察にても始めんと目を見開けば隣りに腰かけし印半天の煙草の火を借らんとて誤りて我が手に火を落しあわてて引きのけたる我がさまの吾ながら可笑しければ思わず噴き出す。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
作例 · 標準
いざという時には冷静に対応する必要がある。
いざとなれば自分の力を信じるしかない。
いざ出陣というときの兵士たちの緊張した表情が見られた。
いざの時のための準備は重要だ。