牙牌
がはい異読 げはい
名詞
標準
bone tile (e.g. for Chinese dominoes)
文例 · 用例
(老学庵筆記、巻六) (三) 欧陽公の早朝の詩に云ふ、玉勒争門随仗入、牙牌当殿報班斉と。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
李徳芻言ふ、昔より朝儀未だ嘗て牙牌報班斉と云ふ事あらずと。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
浴場へ行って清澄な温泉に全身を浸し、連日の疲れを休めていると、どやどやと一度に五、六人の若い女がはいって来て、そこに居たわれわれ男性の存在には没交渉に、その華やかな衣裳を脱いで、イヴ以来の装いのままで順次に同じ浴槽の中に入り込んで来た。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
これで思い出したのは、関東大震災のすぐあとで小田原の被害を見て歩いたとき、とある海岸の小祠で、珍しく倒れないでちゃんとして直立している一対の石燈籠を発見して、どうも不思議だと思ってよく調べてみたら、台石から火袋を貫いて笠石まで達する鉄の大きな心棒がはいっていた。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
なるほど布の目には粗密がある、長く使っていれば処々に目の大きい処が出来てそこから蚊がはいるかも知れぬが、それにしても今日一般の蚊帳の目は細か過ぎている。
— 寺田寅彦 『蚊帳の研究』 青空文庫
旗手が新らしい白い手袋をはめてそのあとから剣をつけた鉄砲を持って三人の級長がはいって来た。
— 宮沢賢治 『大礼服の例外的効果』 青空文庫
俄かに戸があいて、赤い毛布でこさえたシャツを着た若い血色のいい男がはいって来ました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
第一、その粘土のところはせまくて、みんながはいれなかったし、それに大へんつるつるすべる傾斜になっていたものだから、下の方の四、五人などは上の人につかまるようにして、やっと川へすべり落ちるのをふせいでいた。
— 宮沢賢治 『さいかち淵』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの麻雀牌は、象牙製の牙牌で打つと、独特の音と手触りが楽しめる。
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骨董市で、精巧な彫刻が施された古い牙牌を見つけた。
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このボードゲームは、美しい牙牌を使って遊ぶから、見た目も楽しい。
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