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黄門

こうもん
名詞
1
標準
文例 · 用例
六日、癸巳、晴、坊門黄門、去る六月二日仙洞歌合の一巻を将軍家に進ぜらる、是内々の勅諚に依りてなりと云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
ジグスとマギーの漫画のようなものもそうであり、お伽噺や忠臣蔵や水戸黄門の講談のようなものもその類である。
寺田寅彦 随筆難 青空文庫
――略して申すのですが、其處へ案内もなく、づか/\と入つて來て、立状に一寸私を尻目にかけて、爐の左の座についた一|人があります――山伏か、隱者か、と思ふ風采で、ものの鷹揚な、惡く言へば傲慢な、下手が畫に描いた、奧州めぐりの水戸の黄門と言つた、鼻の隆い、髯の白い、早や七十ばかりの老人でした。
泉鏡花 雪靈記事 青空文庫
……思え、講釈だと、水戸黄門が竜神の白頭、床几にかかり、奸賊紋太夫を抜打に切って棄てる場所に……伏屋の建具の見えたのは、どうやら寂びた貸席か、出来合の倶楽部などを仮に使った興行らしい。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
まず、この秋谷で、邸と申しますれば――そりゃ土蔵、白壁造、瓦屋根は、御方一軒ではござりませぬが、太閤様は秀吉公、黄門様は水戸様でのう、邸は鶴谷に帰したもの。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
――略して申すのですが、そこへ案内もなく、ずかずかと入って来て、立状にちょっと私を尻目にかけて、炉の左の座についた一|人があります――山伏か、隠者か、と思う風采で、ものの鷹揚な、悪く言えば傲慢な、下手が画に描いた、奥州めぐりの水戸の黄門といった、鼻の隆い、髯の白い、早や七十ばかりの老人でした。
泉鏡花 雪霊記事 青空文庫
水戸黄門でも、最明寺入道でも、旅行する時には、わざときたない身なりで出かけるでしょう?
太宰治 青空文庫
○水戸黄門、諸国漫遊は、余が一生の念願也。
太宰治 古典風 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

黄門(こうもん) 中国の宮殿の門のこと。「禁門」(きんもん)ともいう。秦や漢において、宮殿の門が黄色に塗られていたことに由来する。 中国皇帝に近侍して勅命を伝える職務であった「黄門侍郎」(または「給事黄門侍郎」)の略。 転じて、日本の中納言の唐名を「黄門侍郎」または「黄門」という(水戸黄門など)。 漢における宦官の職名である小黄門や中黄門のこと。 仏教用語で、性的倒錯、あるいは生殖器に異状がある人を指す。zh:黄門 (佛教)

出典: 黄門 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0