亜皮西尼
アビシニア
名詞
標準
Abyssinia
文例 · 用例
かつて一七四六年版、アストレイの『新編航海紀行全書』三の三七八頁にナエンドルフいわく、アビシニアの大使、花驢一疋をバダヴィア総督に贈り、総督これを日本皇師に贈ると、帝返礼として銀一万両と夜着三十領を商会に賜うた。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
馬の記憶勝れたる事、アビシニアの馬途中で騎手と離るると必ず昨夜|駐った処へ還るとベーカーの『ゼ・ナイル・トリビュタリース・オヴ・アビシニア』に見えるが、支那でも斉の桓公孤竹国を伐ち春往き冬|反るとて道を失うた時管仲老馬を放ちて随い行きついに道を得たという(『韓非』説林上)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ベーカーの『ゼ・ナイル・トリビュタリース・オヴ・アビシニア』に、氏が獅子を銃する時落ち着いて六ヤードの近きに進み、獅子と睨み合いて却かなんだ勇馬を記す。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
パーキンスの『アビシニア住記』一にアラブ人酒で酔わせて狗頭猴を捕える由言い、氏一日読書する側にこの猴坐して蠅を捉え、またその肩に上りて入墨した紋を拾わんと力めおり、氏が喫烟に立った間に氏の椅子に座し膝に書を載せ沈思の体までは善かったが、一枚一枚|捲り裂きて半巻を無にした所へ氏が帰った。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
パーキンスの『アビシニア住記』一にいわく、カルトウムで狗頭猴の牡一と牝二に芸させて活計する人予に語ったは、この牡猴は無類の盗賊で芸を演ずる傍一日分の食物を盗むから、マア数分間見ていなさいとあって、猴使いがその猴を棗売りの側へ伴い行き蜻蛉返りを演ぜしめた。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
昨今エジプトに産しないでアラビアとアビシニアに棲み、時として大群を成す。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
またいわく、アビシニアの南部では今もこの猴に種々有用な芸道を仕込む。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
熊野などで番ザルと唱え、猴群が食を探る最中一つまた三、四の老猴が番していて怪しき事あれば急に叫んで警報する事、前にパーキンスから引いたアビシニアの狗頭猴に同じ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
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