メリンス
メリンス異読 メレンス
名詞
標準
mousseline de laine
文例 · 用例
絣の単物に、メリンスの赤縞の西洋前掛けである。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
妾達の小屋はセエヌ左岸のアルマの橋を渡ったところに、日本画の万灯に飾られて、富士山や田園の書割にかこまれて、賑かにメリンスの友禅の魅力を場末の巴里人に挨拶していたのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
白ッぽいメリンスに血がにじんでいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そして、村で、メリンスの花模様が歩くのは「伊三郎」のトシエか、「徳右衛門」のいしえか、町へ出ずにすむ、田地持ちの娘に相場がきまってしまった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
派手なメリンスの襦袢に赤い猿又一つ。
— 夢野久作 『ビール会社征伐』 青空文庫
夜が明けてから発見したのであるが、賊はなぜか一物をも奪い取らないで、新しいメリンスの覆面頭巾を残して立去った。
— 大久保にて 『郊外生活の一年』 青空文庫
廊下でちらと見たが、二人とも醜い女で、安っぽい銘仙の着物をきて黄色なメリンスの兵古帯をしめていた。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
十一 二月の半ば、余寒の風のまだ肌にとげとげしいころ、銀子は姉芸者二人に稲福、小福など四五人と、田所町のメリンスの風呂敷問屋の慰安会にサ―ビスがかりを頼まれ、一日|鶴見の花月園へ行ったことがあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
昔の子供服には、肌触りの良いメリンスがよく使われていました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
メリンスのワンピースは軽くて暖かく、冬のおしゃれにぴったりです。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女はアンティークのメリンス地のショールを大切に持っています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash